僕の得意先に、
「どうなってんだ」と、
顧客から怒りの電話が入ったそうな。
納期と製品の不具合についてが、
顧客の怒りの原因だったそうで。
3日連続しての電話がかかり、
担当者も日替わりで対応する消火作業でも、
なかなか火は消し止まず、
顧客ご本人が直接お店に乗り込んでくるところを、
思わず遭遇してしまいました。
世の中にあらゆるクレーム対応のマニュアルや書物が存在していますが、
基本的には感情論の域を出ないのが実情でありまして、
怒っていることに怒っている状態が適切な表現と感じます。
この場合、唯一面白かったのは、
クレームを付けた側は、
たいそう社会的に「偉い」(と思っている)人であり、
クレームを付けられた側は、
社会的地位で商売スタンスを変えない人たち、であったため、
ギラギラ厚化粧対デニムにシャツという、対立構図なのであります。
私が怒ったら、
百貨店の外商なんて飛んで謝罪にくるわよ、
みたいな勢いのところに、
いやいや、気に入らないんなら、買わなくて結構
みたいな対応をされるものだから、
かみ合うわけがありません。
で、このケースで思うことは、
「クレーム対応も自分の距離感で」
ということでは決してなく、
あくまでもこの対応は、レアケースと言うことです。
極めつけは、
「いやぁ、初めてだ、こんな顧客」と店側が言えば、
「私も初めて、こんなお店」ということになっており、
第3者の自分としては、
「あのねぇ、こういったお客さん、世の中にはたくさんいるんだよ」
と店側につぶやくのが精一杯なのでありました。
このテの話しをギャグにできる大らかさと言うのは、
見習うべきであると感じたのであります。



