倒産のリアル

ー会社を潰す社長ー

著者:山崎 誠
四六判/240頁/
定価 1,760円(本体1,600円+税10%)
ISBN978-4-903707-95-2
発売日:2020/8/30

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事業再生コンサルが見た現場のリアルを描く!

倒産していく会社には何か共通点はあるのか、あるとしたらどんな共通点なのか、そして、倒産の危機から復活した会社は、何が違っていたのか。

会社を潰す社長とは? 会社を潰さない社長とは?

事業再生コンサルの著者が見てきた倒産の現場から、倒産を回避するためのヒントに迫る。

目 次

  • 第1章/「塾の迎えは俺が行くよ」 最終局面での社長の一言
  • 第2章/オマエはわかっていない オレが会社を支えたんだ
  • 第3章/カイシャが潰れてもかまいません 労基署からの電話
  • 第4章/正常化への道のり 月末までに1200万円
  • 第5章/あんな社長、こんな社長 こうなったのは社員のせいだ
  • 第6章/社長、持ってますね
  • 第7章/会社を潰す社長
  • 第8章/中小企業にとってのM&A
  • 第9章/カネが足りない
  • 第10章/激変する中小企業の経営環境

著者紹介

山崎 誠 Makoto Yamazaki

・認定事業再生士(CTP)
・事業再生支援協会会員
・日本ターンアラウンド・マネジメント協会会員

北海道生まれ。1980年北海道大学卒業後、住友銀行入行。1997年会計事務所入所。以来、中小零細企業約60社の巡回監査を担当。同事務所勤務の間、2001年頃から経営コンサルティング・事業再生へ仕事をシフトし、退職時にはほぼコンサルティング専担となる。2007年株式会社スター・ターンアラウンド・パートナーズを創業。2016年ワイズコンサルティングに商号変更、現在に至る。

著 書

ひとりぼっちの社長のための事業再生(エイチエス)

担当編集者より

認定事業再生士である著者は倒産の現場から何を見てきたのか。放漫経営、残業代の不払い、公私混同の振る舞いなど、その多くは「社長の行い」に起因していた。厳しい状況でも歯を食いしばって社員を守っていくのが社長の責務であるならば、それとは対極に自分の保身だけを考えていた社長、売り上げ不振の責任は社員のせいと言い放つ社長が会社を潰していた。

いくつかの事例をもとに倒産の現場を見ながら、「会社を継続するための社長の資質とは何か」など、「どうすれば倒産しないのか」のヒントに迫る。本書は毎日孤独で悩む社長へのエールでもある。

斉藤隆幸

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