こころを磨く やまとしぐさ

著者:辻中 公
ソフトカバー/312頁/175×115
定価 1,815円(本体1,650円+税10%)
ISBN978-4-910595-05-4
発売日:2022/12/6

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型を通してこころを磨くことが先人の知恵です。

意味はわからないけれど行儀作法を身につけてきたのは、
行為と心が繋がっていることを知っていたからでしょう。

型の意味を知り、型を身につけた暮らしをすることで、心が磨かれていきます。
日本人の型には精神が入っているからです。
私たちが身につけた暮らしの中での型。
その意味を説いた書です。

第一章 美しい人への道

一心五心とは/自立は尊重し合うこと/信頼は頼りにすることされること/誰かのためにハンカチを忍ばせる/カミさんになる/神様に誓える?/和を以て貴しとなす……他

第二章 食事の仕方

「いただきます」「ごちそうさま」/一粒残さずご飯をいただく/洋式と和式のカトラリーの扱いの違い/自分専用の箸を持つ/箸は一咫半を選ぶ/箸の持ち方……他

第三章 挨拶の仕方

尊敬心を表すお辞儀/お辞儀で相手との程よい距離を育む/挨拶は天と繋がること語先後礼 お辞儀は一度だけ/身口意一致 お辞儀をするときの手の位置/扇子を使ってお辞儀をする/挨拶の順序……他

第四章 季節の暮らし方

日本の予祝言葉「おめでとう」/母の歳時記「神様からの預かりもの」/正月事始め「采配を振る」/正月準備「新年に新調する」/おせち料理 「神人合一」/鏡餅「丸く収める」……他

第五章 掃除の仕方

手を伝う想い/掃除瞑想/ハタキがけ/ひたすら拭く/雑巾の絞り方/しゃがむこと……他


著者紹介

辻中 公 Kumi Tsujinaka

昭和42年(1967年)京都市生まれ。
やまとしぐさ伝承学師範。やまとの智恵実践協会代表理事。先代旧事本紀大成経やまとの智恵伝承者。家元二代目木村忠義。

父である初代木村忠義が長年に渡り研究してきた世界の叡智である古文書、1400年前に推古天皇、聖徳太子、秦河勝が編纂した気の学問である先代旧事本紀大成経を体系化した情報推命学、直観医学、やまと言霊数霊、日本神話、ミッションコード、先代旧事本紀大成経勉強会を「先代旧事本紀大成経やまとの智恵伝承者」として受け継ぎ「二代目木村忠義」を襲名し家元となる。

一心五心【お陰様の心・感謝・思いやり・尊敬・責任・信頼】を磨くことで、すべてのモノ、コト、ヒトにある役割と意味を直観できる智恵を学べる会員制お稽古教室をやまとの智恵実践協会としてオンライン、京都、東京、札幌、茨城など各地で開催。各種講師も養成中。

著書

  • 『あなたの才能が輝く!“やまとしぐさ”お稽古』(ごま書房新社)
  • 『清らかに輝くための“やまとしぐさ”31日のレッスン帖』(ごま書房新社)
  • 『あなたの“可能性の種”を咲かせましょう!』(ごま書房新社)
  • 『やまとしぐさ日めくりメッセージ』(ごま書房新社)
  • 『魔法の日めくりメッセージ』(ごま書房新社)

担当編集者より

お茶の稽古をすると、落ち着いて男らしくなるのだと、お茶の先生に聞いたことがあります。

それは、<型>には精神が入っているからだと解釈をしていました。

その<型>の話と<やまとしぐさ>が私の中でぶつかり合い、この一冊に結実したのです。

意味もわからずしている礼儀作法には、すべて意味があることを知り、その意味を知ることで型を守ることへの拍車がかかる。そして心が磨かれていきます。

ただの習わしではない。迷信でもない。意味がある。だから大切にしなければならない。型を失っていくと、日本人の精神もなくしていくことになる。大げさではなくそういうことを考えさせてもらえる一冊です。

原稿についてはたくさん注文をつけましたが、すべて打ち返してもらえました。もっともっと伝えたいことはあるのですが、次にとっておきます。今時点で最高に満足できる仕上がりになりました。

斉藤和則

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